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[寿命予測編]遠隔監視システム/バッテリーロガー BL-200(電流センサー付)


遠隔監視システム「バッテリーロガー」の「電流値計測」から寿命予測ができる!
BL-200では、従来の「電圧・温度・液面」に加え、「電流」の情報取得が可能となりました。
そして、電流値計測が可能になった事により、大幅に向上したのが「寿命予測」です。
 
今回は、実際にどのように寿命予測が出来るのかをご説明いたします。
 
レポートの測定結果から判断
まず、下記の「グラフ・アラーム・測定結果」から構成されるレポートを見ていきます。
注目頂きたいのは、レポートの「測定結果」の部分です。 
 

各バッテリーの取得可能容量を割り出し、取得した放電量から寿命予測が可能!
 
寿命予測は、測定結果の「推定生涯容量残」「平均放電量」の項目から判断します。
 
推定生涯容量残」は、下記の計算式のように算出します。
例)300Ah/5hr 75%放電の場合
1,200サイクル×300Ah×0.75=270,000Ah
 
「平均放電量」は、日々の放電量(仕事量)の平均値です。
 
(推定生涯容量残÷平均放電量)÷365日=寿命年数
【例】(285600Ah÷170.5Ah)÷365=4.58924 …4年半
 
このようにして、現在時点の残容量から寿命年数を割り出します。
※温度、液状態等は加味されておりませんのでご留意ください

また、この寿命年数は、あくまで現時点での推定寿命です。
この結果を基に日々の使用状況を把握して頂き、改善に繋げて頂けますと幸いです。

最後に、電流値計測による寿命予測が可能になったことでの活用方法をご紹介いたします。

 
 

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